旅行者・駐在員のためのロサンゼルス運転ガイド:2026年のルールと日本との違い
2026年10月30日更新 · 執筆 Yaniv Segal, RentCarUSA
要点: 日本で運転している方なら、ロサンゼルスでも運転できますが、まったく違うルールもいくつかあります。まずアメリカは右側通行・左ハンドルです。カリフォルニアでは完全に停止した後なら赤信号でも右折でき、「4-Way Stop」の交差点では到着した順に進み、赤いランプが点滅している黄色いスクールバスを追い越してはいけません。スマートフォンはホルダーに固定し、速度はマイル毎時で表示されます。2026年10月下旬からは、市内でスピードカメラの運用も始まりました。
何が一番違う?早わかり比較表
| 項目 | 日本では | ロサンゼルス(カリフォルニア)では |
|---|---|---|
| 赤信号での右折(日本の左折に相当) | 不可 | 完全停止後なら可。NO TURN ON REDの標識がある場合を除く |
| 信号のない交差点 | 標識による優先関係 | 4-Way Stop:全員が停止し、先に着いた車から進む |
| 速度の単位 | km/h | マイル毎時(65 mph ≈ 105 km/h) |
| スクールバス | STOPサイン付きの黄色いバスは一般的でない | 赤いランプの点滅は停止の合図 |
| 専用レーン | バス専用レーン | 2〜3人以上乗車の車用のカープールレーン(♦) |
| 赤信号での左折 | 不可 | 一方通行の道から一方通行の道へのみ、停止後に可 |
赤信号での右折の仕方
多くの旅行者がまず身につけるべき習慣で、忘れると後ろの車がクラクションで教えてくれます。停止線の手前で完全に停止し、歩行者と左から来る車に道を譲ってから曲がります。禁止されているケースは3つです:
- NO TURN ON RED の標識がある。ダウンタウンやハリウッドの主要な交差点でよく見かけます。
- 信号が右向きの 赤い矢印 を表示している。赤い矢印のときは青になるまで待ちます。
- 曲がる先の横断歩道を歩行者が渡っている。カリフォルニアでは歩行者優先が厳しく取り締まられています。
4-Way Stopではどうする?
ロサンゼルスの住宅街には、信号がなく、各入口にSTOPの標識と小さな「ALL WAY」または「4-WAY」の標識がある交差点がたくさんあります。全員が完全に停止し、最初に停止した車から進みます。2台がまったく同時に停止した場合は、右側の車が先です。止まりきらない「ローリングストップ」(「カリフォルニアストップ」とも呼ばれます)は違反で、警察官がこうした交差点の近くで待ち構えていることがよくあります。
カープールレーンとは?いつ使える?
フリーウェイでは、一番左のレーンに白いひし形のマークと「CARPOOL」または「HOV」の標識があります。標識に書かれた人数、通常は2人以上、ときには3人以上が乗っている場合のみ走行できます。子どもも乗員としてカウントされます。運用時間が決まっているレーンもありますが、ロサンゼルスでは24時間運用のレーンが多いです。出入りは線が破線になっている場所でのみ可能です。二重の実線をまたぐのは違反で、1人でカープールレーンを走った場合の罰金は通常数百ドルです。
注意:I-10やI-110では、カープールレーンの一部が有料の ExpressLanes になっており、複数人が乗っていてもFasTrakのトランスポンダーが必要です。レーンの種類とレンタカーでの扱いについては、南カリフォルニアの有料道路とFasTrakをお読みください。
黄色いバス、制限速度、カメラ
スクールバス: 黄色いバスが停車して赤いランプを点滅させたら(側面からSTOPのアームが出ることもあります)、両方向の車が停止し、ランプが消えるまで待たなければなりません。唯一の例外は、バスが中央分離帯のある道路、または片側2車線以上の道路の反対側にいる場合です。罰金は最大$1,000で、運転資格を失うこともあります。
速度: 特に標識がなければ、ロサンゼルスのフリーウェイの制限速度は通常65 mph(約105 km/h)、住宅街の道路は25 mph(約40 km/h)、スクールゾーンでは子どもがいるときは25 mph、場所によっては15〜20 mphです。サンフランシスコへ向かうセントラルバレーのI-5では、70 mphの区間もあります。また、カリフォルニアでは制限速度以下で走っていても、道路状況に対して安全な速度でなければ違反切符を切られることがあります。
2026年から始まったスピードカメラ: ロサンゼルス市は2026年10月26日にスピードカメラの運用を開始し、年末までに市内の道路で125台が稼働する予定です。各地点では最初の60日間は警告のみで、その後は制限速度を11〜15 mph超過で$50、16〜25 mph超過で$100、26 mph以上の超過で$200の罰金です。罰金はナンバープレートをもとに、つまりレンタカー会社に送られ、会社からお客様に回されます。
スマートフォン、飲酒、子ども、警察
- スマートフォン: 赤信号で停車中であっても、運転中にスマートフォンを手に持ってはいけません。スマートフォンはホルダーに固定し、機能の操作はタップかスワイプ1回のみ許されています。通話やナビには、ハンズフリーやCarPlay/Android Autoを使いましょう。各種手数料を含めると、初回の罰金は約$150〜170以上です。
- 飲酒: 血中アルコール濃度の上限は0.08%、21歳未満の運転者は0.01%です。自分が飲んでいなくても、開封済みのボトルを車内に置くことは禁止されているので、お酒はトランクに入れておきましょう。
- 子ども: 8歳未満の子どもは、身長が4フィート9インチ(約145 cm)に達していない限り、後部座席でチャイルドシートかブースターシートに座らせます。
- 警察に止められたら: 右側に寄せて停車し、車内にとどまり、エンジンを切ってハンドルに手を置きます。警察官に求められる前に車を降りたり、書類を探したりしないでください。パスポート、運転免許証、レンタル契約書を用意しておきましょう。カリフォルニアでの免許証の扱いについては、カリフォルニアでの外国運転免許証をご覧ください。日本の免許証のようにラテン文字表記でない免許証の場合は、国際運転免許証の携帯を強くおすすめします。
最初の数日のための実用的なコツ
- フリーウェイの出口には番号が付いています。アプリが「Exit 13B」と案内し、1マイル以内に4車線右へ移動しなければならないこともあります。「EXIT ONLY」と書かれたレーンに入ると、予定していなくてもフリーウェイを降りることになります。
- ラッシュアワー: おおよそ7:00〜10:00と15:00〜19:00。20分の道のりが1時間になることもあります。
- 緊急車両: サイレンを鳴らした車両が近づいてきたら、右に寄せて停止します。路肩に緊急車両やレッカー車が止まっているときは、車線を変更するか減速してください。
- 駐車: 旅行者が受ける違反切符の多くは、運転ではなく駐車によるものです。最初の夜までにロサンゼルスの駐車ガイドを読んでおきましょう。
よくある質問
日本の運転免許証でロサンゼルスを運転できますか?
はい。旅行者は母国の有効な運転免許証でカリフォルニアを運転できます。当社でレンタルするには、パスポートと運転者名義の実物のクレジットカードも必要です。
レンタカーで交通違反の切符やスピードカメラの写真を受け取ったら?
違反切符は車の所有者であるレンタカー会社に届き、会社がお客様のクレジットカードに請求します。通常は事務手数料が加算されます。違反切符や罰金はレンタル料金に含まれていません。
中央分離帯のある道路でも黄色いバスで止まる必要がありますか?
バスが中央分離帯のある道路、または片側2車線以上の道路の反対側にいる場合は、止まる必要はありません。同じ方向に走っている場合は、必ず停止します。
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