米国のレンタカーの免責額 - ゼロにする方法(2026年版)
2026年10月30日更新 · 執筆 Yaniv Segal, RentCarUSA
結論: 米国で免責補償(LDW/CDW)なしで車を借りると、最悪の場合は車の価値全額まで損害の責任を負う可能性があります。LDWをレンタカー会社から購入すれば、契約上の除外事項を除き、ほとんどの場合で車両損害の免責額は残りません。補償払い戻し型の保険やクレジットカードなど他の方法では、まず自分で支払い、後から請求して取り戻す必要があります。
レンタカーの免責額とは何か、米国では何が違うのか
免責額(米国では「deductible」、欧州では「excess」)とは、補償が働き始める前に、レンタカーの損害について自分で支払う金額のことです。
日本や欧州でレンタカーを借りたことがあれば、こんな状況をご存じかもしれません。料金に基本的な補償は含まれているものの、数万円や数百〜数千ユーロの免責額が残り、カウンターで「免責補償」や「Super Cover」を勧められてゼロにする、というものです(日本ではさらにNOCが別にかかることもあります)。米国では仕組みが逆です。
- LDW/CDWなしの場合、 通常の意味での「免責額」はありません。単純に損害の責任を負い、最悪の場合は車の価値まで、さらに事務手数料や休車損害を請求されることもあります。
- レンタカー会社からLDWを購入した場合、 ほとんどの場合、会社は車の損害や盗難についてお客様への請求を放棄し、免責額はありません。つまり米国では、通常LDWそのものが免責ゼロへの道です。
ご注意ください: これは一般的な状況であって、法律ではありません。免責補償に免責額が含まれるプランもあります。契約書のLDWの横に「deductible」という言葉がないか、必ず確認してください。すべての略語の説明は米国のレンタカー保険のガイドにあります。
免責ゼロにする方法
| 方法 | 仕組み | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| レンタカー会社のLDW | 契約書での直接の免責 | 支払いも請求手続きも不要。すべて営業所とのやり取りで完結 | カウンターでは高く、1日数十ドルかかることが多い |
| LDWがあらかじめ含まれたパッケージ | 最終料金に免責補償が含まれている | 事前に明確で、カウンターで驚くことがない | 「基本保険」だけでなくLDWが本当に含まれているか確認が必要 |
| 免責額払い戻し型の保険(第三者) | レンタカー会社に支払い、その後保険会社に請求する | 比較的安く、タイヤやガラスもカバーすることがある | 払い戻されるまで損害を立て替え、カードの利用可能枠も必要 |
| クレジットカード付帯保険 | カードの規約に従い、払い戻し型の保険と同様 | すでに持っているかもしれない | 条件の差が大きく、日数や金額に制限があることも |
最後の方法については、専用のガイドをまとめています。クレジットカード付帯保険は米国のレンタカーをカバーするかをご覧ください。
「免責ゼロ」でもカバーされないもの
免責ゼロだからといって、絶対に請求されないわけではありません。免責は契約条件を守ることが前提で、適用されないよくあるケースは次のとおりです。
- 契約書に登録されていない運転者。 配偶者が運転して登録されていなかった場合、補償が適用されない可能性があります。カリフォルニアのレンタカーの追加運転者をご覧ください。
- 飲酒運転や薬物の影響下での運転。
- 禁止されている場所への運転。 たとえば当社ではメキシコへの運転は禁止されており、未舗装路も通常は対象外です。
- 重大な過失。 鍵をかけていない車にキーを置いたままにするなど。
- 一部の契約で除外されている項目。 タイヤ、ガラス、車の底部、キーの紛失、故障以外が原因のレッカー移動など。
さらに、免責補償がカバーするのはレンタカー自体で、ぶつけた相手の車ではありません。それには対人対物賠償が必要で、カリフォルニアの対人対物賠償のガイドで説明しています。
受け取りと返却のときに自分を守る方法
免責ゼロであっても、最も安く済むのは損害をめぐる言い争いをそもそも起こさないことです。数分の記録が大きな出費を防ぎます。
- 営業所を出る前に車の動画を撮る: バンパー、ホイール、フロントガラス、ルーフを含め、車の周りを一周します。ロサンゼルスは狭い駐車スペースだらけで、小さな傷はよくあります。
- ダッシュボードを撮影する。 オドメーターと燃料計が写るようにします。
- 既存の損傷がすべて記録されているか確認する。 出発前にレンタル用紙やアプリで確認してください。
- 返却時にも同じように写真を撮る。 できれば明るい場所で、返却場所そのもので撮影します。
- すべての書類を保管する。 クレジットカードのデポジットが解除されるまで取っておきましょう。
それでも道路で何か起きたときのために、手順をまとめたガイドがあります。ロサンゼルスでレンタカーの事故や損傷が起きたときの対処をご覧ください。
当社のマンスリーレンタルに含まれるもの
当社のすべての見積もりには、車両損害・盗難補償(CDW/LDW)、最大$300,000の対人対物賠償、すべての税金、空港使用料、観光税、走行距離無制限が含まれています。カウンターで免責補償を購入する必要はありません。除外事項は、登録されていない運転者やメキシコへの運転など、レンタル契約書に記載されているものです。補償があっても、通常は運転者のクレジットカードに数百ドルから約$1,000の与信枠が確保され、返却後に解除されます。
たとえば26日間で、コンパクトセダン(Ford Focusまたは同等車種)が合計$832、ミッドサイズSUV(Nissan Rogueまたは同等車種)が$962です。料金は祝日シーズンも固定です。マンスリーレンタルについて詳しくはメインガイドをご覧ください。
よくある質問
欧州のように、米国でも「Super Cover」を買う必要がありますか?
通常は必要ありません。米国では、レンタカー会社から購入したLDWがほとんどの場合、車の損害に対するお客様の責任をすでになくしてくれます。契約書に免責額が記載されていないことを確認することが大切です。
免責額払い戻し型の保険に入っていれば、LDWを断ってもいいですか?
断ることはできますが、その場合は損害が起きるたびにレンタカー会社がお客様のカードに請求し、後からその金額を請求して取り戻すことになります。1か月のレンタルでは金銭的なリスクがあり、大きなカード利用枠が必要です。
駐車場での小さな傷も損傷とみなされますか?
傷の大きさと営業所の方針によります。言い争いを避ける最善の方法は、受け取り時と返却時にしっかり記録しておくことです。
すべてカバーされているのに、なぜカードに与信枠が確保されるのですか?
デポジットは、燃料不足、通行料、違反切符、契約違反による損害など、免責補償でカバーされないものに充てられます。レンタカーのクレジットカードとデポジットをご覧ください。
免責額の計算なしで長期レンタルしたい方は、見積もりを依頼してください。
